3/19 日経先物、ダウ平均などについて

先週の日経平均は、MSQ前の仕掛けが終わったことや世界的な金融不安から大幅安となりました。金融不安がある場合はすぐに解決しない可能性があると思いますので、買いを狙われる方は気を付けてくださいね。

今週の日経平均は、金融不安が続いていることから完全に市場が回復する迄はリバウンド以外買いは狙いにくい相場となるため、大きく買われる可能性は低いと思っています。月曜日はUBSによるCSの買収の有無により動くと思っています。また今週後半はFOMCや期末の配当狙い、GPIFによる買いが入る可能性がありますので、意外と堅調に推移する可能もあるのではないかと思っています。今週は27,500円から26,200円のレンジで推移すると思っています。

 

今週の戦略は、日経平均が26,800円(日経先物は26,550円)を明確に下回った場合は、保険としてプレミアム分でプットを仕込んで行こうと思っています。(但し個人的にはもみ合い相場となる気がしていますので割れる可能性は低いと思っています。)併せてコールのショートを仕込んで行こうと思っています。但しレンジ上値を超える場合はプットのショートを増やして行こうと思っています。

 

先週の米国市場は、金融不安から銀行セクター中心に売られ、大幅下落となりました。しかしグロース銘柄は長期国債等が買われていることや金融不安の後には金融相場となるのではないかとの思惑?で上昇しました。

今週の米国ダウ平均は、金融不安から引き続き乱高下する動きとなると思っています。但し、先週金融不安を鎮めるためQEを実施しているため、FOMC後に大きく動く可能性があると思っていますので、売り方も買い方も警戒する必要があると思っています。