1/15 日経先物、ダウ平均などについて

先週の日経平均は、小幅反発しました。しかし金曜日のナイトセッションでは米ドル安円高が大きく進んでいることから日経先物は大幅安となっています。

 

今週の日経平均は、18日の日銀決定会合次第で大きく動く可能性が高いと思っています。金曜日にヘッジファンドが日銀のYCCの見直しにむけて国債の売り仕掛けをしてますので、据え置きの場合は一旦リバウンドする可能性があります。しかし以前豪州中銀のYCC停止に向け著名な投資家が売り仕掛けで大儲けをしたように日銀がYCCの見直しを発表をした場合は、更なる金利上昇となりますので、日経平均は大きな下落の可能性が高いと思っています。波乱がない場合、今週は26,300円から25,600円のレンジで推移すると思っています。下値を割れた場合はボリバンマイナス2等のある25,000円辺りを試す可能性の想定が必要となりますので、気を付けてくださいね。

 

今週の戦略は、保険として日銀決定会合前までに今週期限のプットを先週ショートしたプレミアム分で仕込んで行こうと思っています。日銀決定会合後に一旦リバウンドしそうな場合は保険のプットをLCし、短期目的の日経先物ロングを仕込んで行こうと思っています。

 

先週の米国市場は、CPI等重要指数の発表後の上昇しましたので、逆金融相場が続いている可能性が高く、堅調に推移しました。

今週の米国ダウ平均はテクニカル的に明確な上昇相場となっていますので、12/13の高値を試す動きになる可能性があると思っています。下落しても引き続き33,000$台で底堅く推移すると思っています。