2/5 日経先物、ダウ平均などについて

先週の日経平均は、米国市場が堅調な動きを受け、小幅上昇しました。しかし金曜日のナイトセッションで発表された米国雇用統計が想定を大幅に上回った雇用やISM非製造業景況感指数が予想以上の高さであるため、米国長期金利が急騰した流れを受け米ドル高円安がすすみ、日経先物が今週の高値を更新しております。

 

今週の日経平均は、米ドル高円安が進んでいますので日銀次期総裁人事迄は底堅く推移すると思っています。但し日銀次期総裁により更なる高値更新または一気にトレンド転換する可能性がありますので、取引は短期でされたほうが良いと思っています。今週は27,900円から26,900円のレンジで推移する可能性が高いと思っています。

 

今週の戦略は、日銀次期総裁(雨宮さんの場合)によりレンジ上値を超えた場合は、以前に投稿した昨年8月の波動と同じだと思いますので、日経先物は28,300円近くまで上昇する可能性の想定が必要だと思っています。

月曜日の動きを確認し、プレミアム分で保険としてコールを仕込みつつ、プットのショートを仕込んで行こうと思っています。また日経先物が28,000円以上になった場合は、逆張りとなりますがロングを利確しつつ、ショートのポジションを増やすタイミングを計っていこうと思っています。

 

先週の米国市場は、NASDAQなどに資金が入り、堅調に推移しました。個人的にはFOMCや雇用統計、ISM非製造業景況感指数の発表にも関わらず意外と堅調に推移していたことに違和感を感じてしまいました。

今週の米国ダウ平均は判断が難しいかと思っています。個人的には先週にも投稿しましたが高値を更新する場合はバブルのような動きになる事を想定する必要がある気がします。通常であれば逆業績相場への移行前の中間反発ですので、先週の指標の発表で上値追いは難しい気がします。