4/21 日経先物、ダウ平均などについて

先週の日経平均は、大幅反落しました。個人的には金利上昇や地政学リスクがありますので、38,000円を割れる可能性があると思っていましたが、金曜日には中東での報道を受け大幅に下落しました。一旦37,000円辺りは止まる可能性がありましたが、割れた事により更なる安値を更新しました。金曜日のナイトセッションでは金曜日の下落幅の半値戻しをし、一旦リバウンド相場になる可能性が高かったのですが、SOX指数が大幅安になっていることからナイトセッションでは金曜日引けと同値でひけています。

 

今週の日経平均は、日銀政策決定会合や水星逆行の終了日であり、変化日の25日迄の動きが鍵となるのではないかと思っています。個人的には4時間足などの形から一旦リバウンド相場になる可能性が高く、先週金曜日の安値は25日までは割れないのではないかと思っています。今週は38,300円から36,600円のレンジで推移すると思っています。レンジ下値辺りは抵抗線がありますが、割れた場合は36,000円方向に動く可能性がありますので、短期取引以外は控えた方が良いと思っています。

 

今週の戦略は、メインシナリオ通りリバウンドとなった場合はプットを仕込んで行こうと思っています。但し37,000円を下回って推移する場合はレンジ下値を割れる可能性があると思っていますので、来週期限のプットを仕込んで行こうと思っています。またレンジ下値を割れた場合は短期の日経先物をショートしようと思っています。併せてコールのショートも仕込んで行こうと思っています。また日銀政策決定会合後の動きを確認し、日経先物のポジションを考えて行こうと思っています。

 

先週の米国市場は、年内の利下げがないのではないかという思惑で、SOX指数中心に売られ、ナスダック指数は大幅下落しました。一方ダウ平均はほぼ横ばいで推移しました。

今週は、引き続き地政学リスクやテクニカル的に更なる調整が続く可能性が高いと思っています。但し金利の下落やマグ7の決算により動く可能性があるので注意してくださいね。