3/12 日経先物、ダウ平均などについて

先週の日経平均は、MSQに向けて大幅続伸となりましたが、MSQ後は一転大幅反落となりました。先週の動きは昨年6月MSQと殆ど同じ動きですので前もって短期上昇トレンドに転換したと思った方は買いで利益を出すことが出来た週となりましたね。その後の動きも今回と下落幅は違う可能性がありますが参考にされた方が良いと思います。

今週の日経平均は、MSQ後のスピード調整という事で大きなGDで始まります。昨日も投稿しましたが、先週金曜日のナイトセッションで日経先物は一旦下げ止まる可能性が高い位置まで下落していますので、一旦28,000円辺り迄上昇し更なる下値を試す動きとなるか、もしくは週半ば迄下落しリバウンド相場へ向けてのもみ合い相場になると思っています。今週は28,100円から27,300円のレンジで推移すると思っています。

 

今週の戦略は、レンジ上値辺り迄リバウンドした場合は短期下げトレンドとなっていることから短期目的で日経先物のショートを仕込もうと思っています。またVIX指数や機関投資家の手口を見ながらレンジ下値辺り迄下がってきた場合は日経先物のロングを仕込もうと思っています。併せてコールのショートと、値動き次第ではプレミアム分でプットを仕込んで行こうと思っています。

 

先週の米国市場は、200MAを割り込み、完全に下向きになる程大幅下落となりました。今週の米国ダウ平均は、引き続き下向きになっていることからリバウンドを挟みながら更なる下値を試す動きとなると思っています。但し、重要指数のCPI等を控えていることから来週のFOMCに向けての思惑で動く可能性があると思っています。個人的にはSVBの破綻は更なる売り材料とならない気がします。