12/10 日経先物、ダウ平均などについて

先週の日経平均は、政治とカネ問題や今年の日銀政策決定会合で政策変更を見直しするのではないかという思惑で、急激な米ドル安円高が進み、大幅に下落しました。金曜日のナイトセッションでは米国雇用統計の発表などで米ドル円が落ち着いた事から60分足など三角保合いを上抜け、大幅に反発しました。

 

今週の日経平均は、FOMCや日銀政策決定会合に向けた思惑がありますので、大きくリバウンドする可能性は低いと思っています。またFOMCで発表されるパウエルさんの発言やドットチャートなどで来年の利下げの思惑で急激な米ドル安円高が進んだ場合は、先週の安値を割れる可能性がありますので買いを入れられる場合は注意が必要だと思っています。今週は32,900円から32,100円のレンジで推移すると思っています。

 

今週の戦略は、下げのカウントを崩していることや日足チャートでは良い押し目となった可能性がありますので、押し目は日経先物のショートポジションと同数を仕込んで行こうと思っています。併せてOPのショートを仕込んで行こうと思っています。但し急激なドル安円高が進み、レンジ下値を割れた場合は日経先物のショートを仕込んで行く予定です。ちなみに金曜日ナイトセッションでは33,625円のコールと30,750円のプットをショートしました。

 

先週の米国市場は、引き続き5MAをサポートとして底堅く揉みあいで推移しました。

今週の米国ダウ平均は、引き続き5底堅く推移する可能性が高いと思っています。