7/9 日経先物、ダウ平均などについて

先週の日経平均は、大幅反落しました。外資機関投資家の手口をみると売り越しになっていることや個人投資家が8058や9984など人気の大型銘柄に信用買いが増えていることから目先天井をつけた分かりやすい相場となりました。また日脚でダブルトップをつけた形となっていることやベアリッシュエンガルフィングが点灯したことにより今月下旬迄調整し、下値を試す可能性があると思っています。今週の日経平均は月曜日にETFの換金売りがあり下値を試し、火曜日に反発し、水曜日辺りから揉みあい相場になるのではないかと思っています。今週は32,900円から31,800円のレンジで推移すると思っています。あくまでも外資機関投資家は長期投資の仕込みのために売り仕掛けしていると思っています(アベノミクス相場初期10年前の5/23天井から6/13迄の急落と同じスピード調整のイメージ)ので、今月は6月MSQの31,500円辺り迄意図的に下げ仕込みをするのではないかと思っています。

 

今週の戦略は、レンジ相場となると思っていますので、押した場合は短期目的の日経先物のロングやプットのショート、上げた場合は日経先物のロングのリカクやコールのショートなどを狙って行こうと思っています。

 

先週の米国市場は、パウエルさんの発言や雇用統計などで今月の利上げの可能性があがりましたので、反落しました。

今週の米国ダウ平均は、引き続き揉みあい相場になると思っています。目先はCPIの発表により大きく動く可能性があるのではないかと思っています。