11/5 日経先物、ダウ平均などについて

先週の日経平均は、日銀政策決定会合で無風に近い政策変更であったことやFOMCで利上げ停止観測から米国市場や長期金利が下落したことを好感し大幅上昇しました。また木曜日のナイトセッション以降は米国雇用統計等重要指数が予想を下回ったことから更なる長期金利が下落したことを好感し、外資系投資家の買い仕掛けにより大幅に上昇しました。

 

今週の日経平均は、予想は難しいですが、変化日を考えると6月MSQ前の動きか10月SQの動きのどちらかのパターンになるのではないかと思っています。個人的には木曜日のOPの外資系投資家はコールを大量に仕込んでいましたが、プットも大量に保有したままなので6月MSQ前と同じ動きになる可能性が高いと思っています。また今週から手口の公開がなくなりますのでOPの売買高で推測する方法しかないと思っています。

今週は33,100円から31,800円のレンジで推移すると思っています。個人的には目先は32,700円辺りを明確に上回り推移するかどうかが鍵となるのではないかと思っています。また31,800円を下回らない限り上げのカウントを崩しませんので、売りは気を付けてくださいね。

 

今週の戦略は、32,700円辺りで一旦止まる可能性があると思っていますが、SQ前の買い仕掛けによりレンジ上値辺り迄上昇する可能性がありますので、上回った場合はリスク管理としてコールのショートを一部LCするかもしれません。また状況によっては超短期目的の日経先物ロングを仕込むかもしれません。併せて二番底形成をしていますので、プットのショートを仕込んで行こうと思っています。

 

先週の米国市場は、FOMC以降長期金利が急落し、売り方の買戻しが入り大幅に上昇しました。

今週の米国ダウ平均は、長期金利が一旦下げ止まる位置迄下がりましたので、揉みあい相場になるのではないかと思っています。